女性の多くが感じている自分自身の頭皮臭。
もしかして今目の前にいる人に【臭い】と思われてるかも?!不安に感じることはありませんか?
現役美容師が今すぐできる頭皮臭対策とポイントをお教えします。
なぜくさくなるのか?
「若い頃特有の甘いニオイ」である「ラクトン」という成分が30代から少しずつ減少し、代わりに臭い成分「2-ノネナール」が同じ頃どんどん増えていくため 気づいたら頭皮臭いかも、、と悩む方が40代から多くなるようです。
参考:ロート製薬
甘い匂いなんて感じなかったのに減っていくことで臭いが気になるとは悲しいですよね。
そこで
頭皮がくさい!気になる人がしているNG行為
油の多い食べ物をたべている
皮脂の分泌量が増えると「2-ノネナール」がどんどん増えてしまいます。
夜は洗わず朝シャンで済ませている
頭皮の酸化した臭いの菌を持ったまま寝ることにより、寝ている間に皮脂臭がどんどん繁殖します。
そもそもきちんと洗えていない
シャンプー前の予洗いが少ないと根本に細かい泡が立っていないため汚れが落ち切れず蓄積されます。
洗いすぎ
「夜1日1回」のシャンプーで十分ですが2回以上したり、洗浄力の強いシャンプーを使うことにより頭皮が余計に油分を出し酸化して匂いがでてしまいます
しっかり乾かさず寝る
湿ったまま寝るなんてお風呂場にカビをつくるようなもの。部屋干しの服の嫌な匂いが頭からすると思ってください
頭皮がくさいと気になる人にオススメの洗い方
髪を洗う前にしっかりブラッシング
ブラッシングすることにより頭皮についている汚れや皮脂を浮き上がらすことができます。
予洗いはいつもの3倍意識
お客様をシャンプーする時なかなか泡立たないことがあります。毎日取りきれていない皮脂が蓄積され余計に泡立ちにくくなってしまうのはこの予洗いが足りないことも1つのポイントです。
しっかり根元から泡立っていることを確認
洗顔するときに「きめ細かい泡で洗う」と同じです。大きな泡よりも細かい泡の方がしっかり地肌までシャンプーがたどり着き汚れを吸着してくれます。長かったり多くて泡立たせるのが面倒な方はシリコンブラシを使って円を描くように地肌をこすると細かな泡が立つのでオススメです。
シャンプーを流すのは流し切ってからさらに1分
シャンプーが地肌に残っていることも臭いの原因です。思っている以上に根元に残りがち。予洗い同様しっかり流しましょう。
コンディショナーやトリートメントは毛先中心+根元にはつけない
泡立ちが悪いお客様でよく聞くのがトリートメントを根元からつけている方。地肌や健康な髪がある根元は流しても流してもついた油分はなかなか落ちません。それが酸化して匂いの元になっています。
タオルでしっかりと水分を取る
あまりゴシゴシ摩擦を与えるのはよくありませんが、しっかり水分を取ることによってドライヤーの時間を短縮→無駄な熱ダメージを減らすことができます。
時間を置かずにドライヤー
湿ったまま置けば置くほど根元の常在菌が繁殖します。そのまま寝るなんてもってのほか。乾かし終わったあとも一度触ってみて冷たく湿っている部分がないかも確認するのがベストです。
まとめ
頭皮のニオイが気になる、、という印象を持っている方も、ぜひご紹介した対策をできることから実践してみてください。
実は新しい物をゲットしなくても今日からできることが徐々にニオイが軽減されていくことを実感できるポイントです。
さっそく始めてみてくださいね。